遺言・遺産相続に関する基礎知識
建物の評価
自分(もしくは自分の親族)が使っている建物の評価
建物の評価は、土地の評価と比較すると簡単な方法となっています。
つまり建物は、「固定資産税評価額」そのものにより評価されます。建物のある市区町村の役所などで確認することができます(固定資産税通知書に記載されている固定資産税課税標準とは異なります)。
土地や建物の固定資産税評価額は3年毎に改訂されます。
貸している建物の評価
他人に貸している建物(貸家)の場合、借家権の金額を考慮して評価する必要があります。
計算式:「固定資産税評価額」-「借家権の金額」=貸家の評価額
「借家権の金額」:「固定資産税評価額」×「借家権割合」×「賃貸割合」
他人に貸している場合、自分の利用が制限されることになるため、その状況を考慮した評価額となります。
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